よくあるご質問

Q1. 消防用設備等の点検を怠った場合、どうなるのでしょうか。罰則などはあるのでしょうか。
A1.

東京消防庁が管轄しているエリア内の建物において、以下1及び2に示した内容で違反があれば、建物管理者に違反内容が通知されます。
もし一定期間が経過してからも違反が認められる場合、“建物名称、所在及び違反”の内容は、 東京消防庁のホームページ及び管轄消防署等の窓口にて公表されます。

  1. 消防用設備のうち屋内消火栓設備、スプリンクラー設備または自動火災報知設備の未設置による設置義務違反
  2. 防火管理者の選任義務がある建物のうち、遊技場、カラオケ施設、性風俗店もしくは飲食店または雑居ビル等における、同一の関係者による防火管理もしくは消防用設備の維持管理等の繰り返し違反

なお、公表中の違反した建物については、改善が確認された後に削除されます。

Q2. 一つのビルに複数のテナントが入居している場合、防火対象物点検報告の義務があるのは誰になるのでしょうか。
A2.

テナントが入居している部分に関しての点検報告は、各テナントが定める管理権原者が行わなければなりません。
また、ビルの廊下や機械室等の共用部分に関しては、ビルの所有者が管理権原者となり点検報告を行う義務があります。

Q3. 消火器の交換目安をおしえてください。
A3.

設置されている場所の条件や環境などにもよりますが、一般的には製造から8年(メーカー推奨)を交換の目安としています。

Q4. 誘導灯や非常灯のバッテリーは何年もちますか。
A4.

誘導灯や非常灯のバッテリーの寿命は、一般的に4~6年とされています。
財団法人日本照明器具工業会では使用実績等をふまえた上で、6年を適正な交換時期として推奨しています。